MVNOに向いているユーザはガラケー利用者にこそ多い!それでは利用実態はどのようになっているのでしょうか。1週間の通話時間を調べてみました。よく「通話メインならガラケーが良い」という話はでてきますが、実態としては、スマホユーザーのほうがガラケー利用者よりも通話時間が長いということがわかりました。これはキャリアでの新規契約が「話し放題プラン」が前提になっている影響があるのではないでしょうか。事実、MM総研が今回行った調査のなかで、新料金プラン利用率はガラケーが7.2%だったのに対し、スマホは30.6%と大きな開きがあったのです。一方でMVNOの場合では、最近では無料通話プランが出てきたものの、全体としてはまだまだ少なく、また「通話はほぼしない」といった方が利用層に多いためか、極端に低い数値となっているのです。続いて、キャリア契約者のデータ使用量について見ると、全体の約54%が3GB以下になっていて、次いで5GBと7GBのデータ量を利用している人が多くなっています。自分のデータプランを目一杯使っている人もいれば、殆ど使わずにいるという人まで様々ではないでしょうか。このデータの使用量に関して、MM総研は各キャリアのデータ通信料を確認できるサイトを案内して前月のデータ通信量を質問して、「わからない」「ゼロ」「30GBより大」を除いたもので、平均データ通信量は4.31GBで中央値は3GBだったとのことです。