SDメモリーカードの転送速度

SDカードの転送速度はとても重要なスペックです、コンパクトデジタルカメラやデジタル一眼カメラで最大転送速度の速いカードを使えば、 連写撮影がより快適に、撮影した写真や動画をパソコンにコピーするのも早く出来ます。SDカードやmicroSDカードに表示されている「スピードクラス(クラス表示)」マークに着目するようにしましょう。スピードクラスとは動画撮影、ビデオ録画に必要な「最低転送速度」の事です。常に動画を書込む必要のあるビデオの場合では、カードに一定レベル以上の転送速度がないときちんとデータが書込めません。使用している機器が必要としているスピードクラスを確認してカードを選ぶようにしましょう。フルHD動画を撮るのでしたら、CLASS 6以上がおすすめです。スピードクラスが高いSDカードは、パソコンなどの機器にデータを転送する、あるいは書き込みするときにも威力を発揮し快適に作業ができます。どのメモリーカードがいいのか・・自宅周辺やちょっとしたお出かけでデジタルカメラ等で画像や動画データをすぐにパソコンなどに移動させる人は、SDカードがおすすめです。外出先でたくさんの写真や動画を撮る方はSDHCカードがおすすめとなります。 仕事や趣味で写真撮影や映像撮影されるプロの方や、ハイアマチュアの方は容量に余裕があるSDXCカードがおすすめですね。

「Galaxy Note 7」だけではない! リチウムイオン電池の危険性

過去に所有した携帯電話やデジカメなどのバッテリーが膨張した、といった経験はないでしょうか。リチウムは化学反応を起こしやすい物質であり、高いエネルギーをため込める性質があります。過充電をすると予期せぬ化学反応が起こり、密閉されたバッテリーパック内部に酸素が発生します。これが電池が膨張した状態なのです。膨張したバッテリーには酸素がたまっているので、過剰なエネルギーを与えるとあっさり爆発してしまいます。その「過剰なエネルギー」を供給する原因がリチウムイオンのバッテリーの特性でもある発熱であったりします。高温になったバッテリーが本体内部の回路やセンサーを溶かし、ショートを引き起こし発火の起因になることも大いにあるのです。各メーカーはこれを防ぐため、過充電やショートを防ぐ安全機能を搭載しているわけなのですが、もしこの機能に欠陥があったり、回路自体の破損や故障をしてしまっていたら、どのリチウムバッテリー搭載スマートフォンでも発火や爆発の可能性はあります。ということは「Galaxy Note7だけが爆発する」とも言い切れないのです。リチウムイオンバッテリーの発火や爆発の原因は、過充電や安全装置の欠陥、故障だけではありません。ショートを引き起こす可能性があり、バッテリー自体を破損するような原因であれば事故が起こりうる可能性があります。例えば水没や水濡れもそうで、内部の回路や基盤が水によりショートを起こせば、それが引き金になって爆発する可能性もあるのです。

Samsung、14nm FinFET製造のウェアラブル機器向けSoC「Exynos 7 Dual 7270」

韓国Samsung Electronicsは11日(現地時間)、ウェアラブルデバイス向けSoC「Exynos 7 Dual 7270」の量産開始を発表しました。Exynos 7 Dual 7270は、14nmプロセスのFinFET技術で製造されるSoCで、ARM Cortex-A53をベースにデュアルコアで構成したものです。14nm FinFETを採用したことによって、前世代の28nmプロセッサと比べて電力効率が20%向上したということです。このクラスのSoCでは初という4G LTEを含めたネットワーク機能を有しており、Cat.4 LTE 2CAモデムを組み込むことで、このSoCを搭載したウェアラブルデバイスはスタンドアローンでスマートフォン用のサービスなどに接続可能です。また、Wi-FiおよびBluetoothを活用したテザリングを行なうこともでき、FMラジオやGNSS機能も搭載しています。同社のパッケージング技術「SiP-ePoP」(system in package-embedded package on package)が使われていて、CPU、メモリ、NANDフラッシュ、PMIC(電力管理IC)の全てをシングルパッケージでまとめています。これによって、従来の100平方mmのダイにこれまで以上の機能を盛り込むことができ、高さが約30%低減したことで、超薄型デバイスの設計が可能になったとしています。