今現在インターネットを利用していない人を探すほうが難しいほど、インターネットは若い人から年配の人まで利用しています。

インターネットは便利です。

特にスマートフォンが登場してからは、いつでもどこでも調べ物ができるようになりましたし、いつでもニュースが入ってきて、友達と連絡を取ることができます。

ある著書でインターネットは万能感を与えてくれ、これなしではやっていけなくなるものだと言います。

その言い回しはまるで麻薬のようです。

また、思春期の若者はこの影響を受けやすく、現実逃避のために逃げ場をネット空間に求めて、それにすがりすぎると抜け出せなくなるのです。

インターネットは一方通行で、いらなくなれば自分で切断して仕舞えばよかったり、匿名性があるため、現実よりも発言や行動の責任が軽いように感じてしまいます。

そのため不確定な事実や発言も多かったり、傷つくような誹謗中傷もはびこっている混沌とした場でもあります。

そして抜け出せなくなって、常にネットとつながっていないと不安になるのが「ネット依存症」だということです。

インターネットだけで人間関係を完結させてしまったり、別人格になりきったりするのは特にのめり込みやすい人の傾向だと言われています。

リアルな現実の人間関係や関わりをすることで、ネット依存症にならないよう気をつけ、もしなってしまって、現実世界にも支障をきたすようであれば、ぜひ病院を受診するべきでしょう。